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住まい手座談会 O様 後編

ご入居後の住み心地はいかがですか?

奥様:

畳に寝転がると和室とリビングダイニングが天井でつながっていて、開放感をすごく感じます。細かな設計を何度もやり直してもらって、廊下に洗面台を設けてもらったのもよかった。洗面台の位置は悩みましたが、他の人にもぜひ勧めたいです。

友政:

廊下に洗面台を設けることはToivoで定番になりつつあります。「帰宅してすぐに手洗いできる洗面台」は、とても便利ですから。

「ここはもっとこうして欲しかったな」と思うことはありませんでしたか?

旦那様:

普通、住みはじめてみると「全体的にはいいんだけどここは惜しかったね」という箇所があると思うのですが、それが一切ないんです。市販のタオルハンガーがつくところに無垢の木でタオルハンガーを造作することを提案してくれたり、私たちでは思いつかないことを他でもたくさん提案してくれました。コンセントも最初は「こんなに必要かな?」と思っていましたが、暮らしはじめたら本当に使い勝手がいいんです。

友政:

それを叶えたのは私ではなくて、大工の河西です。

大工・河西:

・・・(無言で笑顔)

旦那様:

あ、ひとつ誤算がありました、うれしい誤算。私たちの住んでいるマンションは、通路側にエアコンの室外機がおけないのでエアコンの設置を諦めていましたが、「エアコンつけられますよ」と、工夫して取り付けてもらったのです。ところが家の性能が高すぎて、真夏に窓を閉め切っていてもエアコンなしで寝られるんです。もちろん冬も快適なので、結局、エアコンは使わずに過ごせています。

エアコンに頼らず室温が快適なのは、風除室的な空間を設けた効果が大きかったと思います。

友政:

取替できない共有部である玄関ドアから寒気が室内に入らない仕組みをつくり、風除室的な空間を設けた効果が大きかったと思います。

旦那様:

そうそう、玄関は以前から随分変わりました。あんなスペースができると思っていませんでした。ちょっとした収納も設けてもらい、使い勝手のいい空間にしてもらいました。あの発想は私たちにはありませんでした。

友政:

採光も確保しながら、土間が落ち着きある空間になったと思います。

奥様:

以前友政社長が家族旅行で泊まったホテルで子どもたちから「家のほうがいい!」って言われたというのを聞いて「そんな思いになるのかな?」と思っていました。でも実際に暮らしてみてわかりました、その気持ち。「我が家が一番」と心の底から思えるのです。
いままでは家に人を招きたくなかったのですが、リノベーションした後は、みんなに見てもらいたい気持ちに変わりましたね。ちょっと自慢したいというか(笑)。実際に住んでみて、よい家をつくってもらったと日々実感しています。

これからマンションリノベーションする方には、ぜひ我が家を見に来ていただいて、いいなと思えるところはぜひ取り入れてほしいなと思います。

最後にチームToivoの印象をお聞かせください。

旦那様:

家づくりへの思いを叶えていただいたことはもちろん、大工さんの腕の良さ、みなさんのハートの良さを感じました。全員が影響し合ってよい関係になってる、本当にいい会社だなあと思います。
私たちは、最初はできあいのマンションを購入したけれど、自分たちの生活にあった終の住処に変えていきたいという思いがありました。それを一緒に手づくりしてくれる会社に出会えて、本当に良かったです。

友政:

ありがとうございます。ちょっと褒められすぎな感じもしますが、私たちの思いが伝わり、満足して暮らしていただいていることがわかり嬉しく思いました。本日はお忙しいなか、ありがとうございました。

インタビュー後記

取材・塚本:

友政社長は、お客さまとの距離感が近いため、少し面食らう方もいらっしゃるかなと思っていましたが、そんな距離感のなかにある「どこまでもお客さんの信頼に応えたい」という友政社長の思いに、心打たれた方がお客さまになっていることがよくわかりました。さまざまな工務店を取材していますが、ここまで熱い思いで真っすぐにぶつかっていく社長はなかなかいません。お客さまと社長の両者の想いを汲み、より良くしようと現場で工夫する大工さんの存在もとても効いていると感じました。そんなToivoに出逢えたお客様は本当に幸運だと思います。

 

取材撮影:塚本浩史 株式会社アドブレイン