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居心地(OLO)をつくる設計メソッド

マンションは一旦スケルトンにすることで間取りを自由に変更することができますが、決められた面積の中で設計する必要があり、戸建住宅以上に設計力が求められます。 Toivoではこれまで数多くのマンションリノベを手掛けてきており、マンションを心地良い空間に再生するための独自の設計メソッドをもっています。 十人十色の暮らしをオーダーメイドでつくる。それがToivoのマンションリノベです。

  • メソッド1 暮らしから考える…徹底したヒアリング

    Toivoでは、○LDKという間取りを設計図に落とし込むのではなく、どの空間でどう暮らしてもらうかを考えます。そのため、設計にあたってはライフスタイルや毎日の行動を事細かにヒアリングさせていただいています。 そうしてヒアリングさせていただいたことをもとに、一軒一軒設計テーマを決めています。これは設計意図を理解してもらうためで、家にはテーマに沿った名前をつけさせていただいています。

  • メソッド2 永く飽きのこない設えでシンプルにまとめる 

    Toivoのマンションリノベは一言でいうと北欧テイストと呼べるシンプルなものです。これは永く暮らしていくなかで飽きがこないデザインだからです。一時の趣味嗜好を優先したデザインでは、歳を取ってからまた大幅にリノベすることになりかねません。すっきりと納めることで視覚的に広く見せることも可能となります。
  • メソッド3 ストレスを生まない生活動線

    日々の暮らしで無駄な動きがあるとストレスが溜まります。Toivoでは回遊できる動線や、出しやすく仕舞いやすい収納の動線など、毎日の家族の動きを想定したプランニングを心がけています。この廻れる動線は寛ぐ場所には掛からないようにしています。
  • メソッド4 居場所をつくる

    Toivoでは、家族が寄り添えるリビングがプランの基本だと考えています。そのため、大きなダイニングテーブルを造作したりもします。と同時に、ちょっとした家事コーナーや書斎スペース、玄関脇の籠もり部屋など、家族それぞれの居場所もつくります。Toivoが提案するのは、家族が気配を感じあいながらつかずはなれず暮らすことができる住まいです。
  • メソッド5 可変性のある空間に 

    10年、20年経てば家族やライフスタイルは変化します。そうした変化に柔軟に対応できるよう、必要以上に作り込みをせず、可変性を持たせたプランを提案しています。例えば、子供部屋は造作家具を置くことで仕切ったり、人数に合わせて可変するダイニングテーブルを造作したりします。
  • メソッド6 意図のあるデザイン

    Toivoのデザインには、ひとつひとつに「意図」があります。表層だけ形づくるのでなく、その背景にストーリーや意味があるデザインとしています。そして、そこに大工が命を吹き込んでカタチにします。Toivoのマンションリノベが飽きが来ず永く愛着を持って暮らすことができるのは、そこに理由があるのかもしれません。
  • メソッド7 できるだけ廊下をつくらない 

    限られたスペースのために、ただ「通る」という役目だけの場所を作らず、部屋を直接つないでいくことで居住空間を広く保つような工夫をしています。その際、天井の仕上げを変えるなどして、空間として視覚的に区切ることも意識しています。
  • メソッド8 どこかに「余白」を持たせる 

    スペースを有効に利用することは大事ですが、やりすぎると息が詰まります。そこで、玄関に広めの土間を設けるなど、ゆとりを感じられる空間をどこかに用意します。