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なぜ、マンションリノベをお勧めするのか?

家づくりには、戸建ての注文住宅や建売住宅、新築マンションの購入などさまざまな選択肢がありますが、私たちToivoがなぜ「中古マンション+リノベーション」をお勧めするのか、その理由をお話しします。

1. RC構造なら100年〜150年保つ

まずマンションのほとんどがRC構造と呼ばれる鉄筋コンクリートの集合住宅であり、そのRC構造は圧倒的に耐久性に優れています。著名な大学教授によれば昭和56年以降の新耐震基準のマンションであれば最低100〜150年は持つと言われています。木造住宅の耐久年数が25〜30年ですから、マンションは圧倒的に安全な構造であるということです。さらにマンションには管理組合があり、建物の維持管理をしてくれるというのが大きなポイントです。

ですから、築20〜30年の中古マンションを購入してしっかりとしたリノベーションをすれば安心安全に70〜80年は暮らせるというわけです。

2. 新築マンションは部屋が片付かない


しかも、中古マンションなら新築マンションの約60〜70%の金額で手に入れることができます。新築マンションの値段のうち約3割は広告費や利益。諸経費などですから、買った瞬間から3割引いた値段が物件価値になるわけです。これでは新しいマンション買う意味が半減してしまいます。

さらに言うと、新築マンションはほとんど同じような間取りで、それに合わせて家具などを買って置くことになります。部屋が片付かないのはそんな理由もあったりします。

3. 戸建てリノベをお勧めしない理由

リノベーションというと、中古戸建て住宅を購入してリノベーションするという選択肢もありますが、私たちToivoは中古の戸建て住宅をリノベーションするのはあまりお勧めしません。 戸建て住宅は前出のように耐久年数が約25年だとすると、購入した時点で既に日数がたっており、それを構造から見直し、現在の新築以上のレベルにして50年持つ戸建て住宅にリノベーションすると、とんでもない金額がかかってしまいます。

それこそ新築の戸建て住宅を建てるより高くなることがあるのです。それなら建て替えた方が安全性は高いですよね。

もちろん建て替えできない理由でリノベーションするのは例外ですが、皆さんは「新築よりリノベーションの方が安い」と思ってリノベに興味持たれたのではないかと思います。残念ながら戸建木造住宅ではなかなかそうはいかないことが多いのが現実です。

構造や断熱に手をつけず、安全性や快適性を無視して「なんちゃってリノベ」「新築そっくり風」にしただけのリノベーションを行っている業者が多いのも事実です。

こんな理由で僕たちは中古マンション+リノベーションを、日本の住宅形態の中で最も「安心安全にオーダーメイドな暮らしを提供できる」家づくりとしてお勧めしているのです。

4. 都市部でも平屋暮らしができる


戸建て住宅では平屋の人気が高まっています。ワンフロアで暮らす利便性にシニアだけでなく若い子育て世代も価値を見いだしてきたのがその要因のようです。とはいえ地価の高い都市部では、土地を購入して平屋を建てるというのは非現実的な選択です。

しかし、マンションリノベであれば、そのワンフロアライフが実現できます。築古の平屋の場合、シロアリ被害など構造的に不安がつきものですが、マンションであればその心配もありません。駅近の利便性も享受しながら、暮らしやすいワンフロアの空間をバリューな価格で手に入れるなら、マンションリノベ一択と言っても過言ではないと思うのです。